「精算」と「清算」の違いをご存知でしょうか?(正解は最後に)
ブログなどを書いていると、そのような言葉の悩みはしばしば起こります。誤字脱字には気をつけるようになりますが、意味の間違いはなかなか気付きにくいものです。
そこで、今回は「間違いやすい言葉」に関する情報のご紹介。
【「伯父」と「叔父」】
「伯父」は父母の兄および父母の義理の兄(父母の姉の夫)を指し、「叔父」は父母の弟および父母の義理の弟(父母の妹の夫)のこと
だそうです。ご存知でした?
【檄(げき)を飛ばす】
激励の意味や元気のない者に刺激をあたえる意味で用いるのは間違い
これは、先日ニュースにもなっていましたね。正しくは、「自分の主張や考えを広く人々に知らせる」ことです。
【「特徴」と「特長」】
「特徴」は目立った点という意味であり、「特長」は目立った長所という意味
うーん、そういわれればなるほど、とは思うのですが。
またこちらのサイトの「勢いで間違えるもの」で凄い間違いが紹介されています。
» 言葉の誤用の小ネタ
よく考えれば間違っていることに気付くのに、うっかり使ってしまいそうな言葉たち。
正「動く歩道」/誤「歩く歩道」
正「寝相が悪い」/誤「寝癖が悪い」
正「土踏まず」/誤「足踏まず」
あとこれはクリエイティブな間違いです。
正「旧中山道」/誤「いちにちじゅうやまみち」
また企業名で、よく間違いをおかしなのがこちら。社名の間違いは避けたいものですが、この間違いはよく見かけます。
正「キヤノン」/誤「キャノン」
正「富士写真フイルム」/誤「富士写真フィルム」
正「吉野家」/誤「吉野屋」
正「ビックカメラ」/誤「ビッグカメラ」
また、間違いだけでなく、日本語の乱れに関する話もよく聞きます。
例えばこちら。
誤用例としてはこのようなもの。
【「~させていただく」】
×それでは閉会させていただきます。(「誰も閉会していいとは言ってないぞ」「嫌だと言ったら閉会を取り止めるのか」などとして「閉会いたします」が正しいとする人もいる)。
またチェキ語という言葉を始めてしったのですが、ご存知でしょうか?
チェキ語(ちぇきご)とは、若者言葉のうち特に10代後半から20代前半にかけて用いられる隠語の一種
だそうです。
例えばこれはチェキ語だそうで。
【バイビー」】
バイバイ(bye-bye)。(1980年代にも使われていた。いったんは死語化したが、1990年代終盤にリバイバルした)。
うーん、言葉の輪廻転生でしょうか。
最後に敬語の誤用の問題でも。
» バイト敬語 – Wikipedia
【「よろしかったでしょうか」】
これは忙しさで混乱してうっかりもう1度たずねてしまったり、既に別の店員が聞いていたりすることがあるために、このように言うのではないかとされるという見方がある。
いまや市民権を得たのではないかと思われるほど、多くの飲食店で使われている気がします。
なお、最初にあげた「精算」と「清算」の違いは下記でした。
» 意味を間違えやすい言葉
「精算」は、金額を細かく計算して結果を出すことで、「運賃を精算する」とか「出張費を精算する」というようなときに使います。
「清算」は、今までの貸し借りをすべて整理して後始末をつけることで、「会社を清算する」「清算人」などと使います。また、過去の関係に始末をつけるという意味もあります。
ブログやSNSなどで文字を書く機会が多くなった昨今だからこそ、言葉にはより注意を払いたいですね。
「ご存知でした?」は間違いってご存じでしたか?
チェキ語とその用例以外は全部知っていました。というかいちいちこんなので安心していたら変か。
当たり前に社会人なら使っていそうなものですが。
もっとも、
http://blogs.yahoo.co.jp/engineer_ryuseigun/24073394.html
でも「すべからく」を平気で誤ってますので定かではないですね。
散水、身体障害、保育、食事なんかも元は間違いなんですけどね。
撒水、身体障碍、哺育、食餌が本来の姿。(こうして漢字を直してみるともともとの意味がよく判りますね)
最近では新聞で「ご苦労様でした」を同僚ならまだしも目上の人につかったりするのを聞いて驚きました。我が社でやったらどやされるくらいではすまないでしょう。(もっとも試そうにもそんな変な人は居ない)