「あれ、なんだっけかなぁ・・・」というときに使えるちょっとしたコツ(実験の結果から)

SPONSORED LINK


memory000.jpg
「あれ、なんだっけ、えーと・・・」となるときって結構ありますよね。のどの奥まで出掛かっているのに・・・という歯がゆい思いをした方も多いはず。
そうしたときに使えそうなコツが次の記事で紹介されていました。
人間の記憶に関する実験結果です。認知科学を専門とするUtrecht大学のDijkstra教授によるものです。
» Body position affects memory for events (via Cognitive Daily)
さて、実験から判明した、記憶を掘り起こすときに使えるちょっとしたコツとは?詳しくは以下からご覧ください。


Dijkstra教授が注目したのは記憶と「姿勢」の関係。具体的には実験は次のように行われました。
まず被験者は2つのグループに分けられました。
一つのグループは「手を振ってください。そして過去にそのように手を振った時のことを教えてください」といわれました。こちらは「記憶した時と思い出す時の姿勢が一致しているグループ」となります。
もう1つのグループは「椅子に座ってください。そして過去に野球をした時のことを教えてください」といわれました。こちらは「記憶した時と思い出す時の姿勢が一致していないグループ」です。
なお、この実験はさらに若年層と年配層に分けて行われました。結果、4つのグループができたことになります。ではこれらのグループでどのような違いが出たでしょうか。
まずは記憶を思い出すまでの時間を計測しました。結果は次のグラフのとおりです。このグラフによると「記憶した時と思い出す時の姿勢が一致しているグループ」の方がより早く思い出すことができました。
memory.gif
↑ 記憶したときと思い出すときの姿勢が一致していると早く思い出せるようです。
また、2週間後にも追加の調査が行われました。思い出す早さだけでなく、正確性についても調査するためです。
今回の実験では、それぞれのグループに対して「1回目の実験で覚えていることを教えてください」と聞きました。
その結果は以下。こちらでも「記憶したときと思い出すときの姿勢が一致しているグループ」の方がより多くのことを思い出すことができました。
memory2.gif
↑ 姿勢が記憶に大きな影響を与えているようです。
Dijkstra教授は「記憶は、それを覚えた時の匂いや音、姿勢などの感覚と一緒に整理されているのではないか」といいます。そのため、視覚や聴覚と同じように姿勢も記憶を思い出すきっかけになるのかもしれません。
お風呂で考えたことを思い出したい場合は、もう1度お風呂に入るのが良いかもしれませんね。2006年のワールドカップについて思い出したいことがあれば、その試合を見ていた時の姿勢になってみるのはいかがでしょうか。いろいろ応用ができそうですね。
なかなか興味深い実験結果でした。元ネタの記事ではもう少し詳しく実験内容が解説されています。興味のある方は以下からどうぞ。
» Body position affects memory for events (via Cognitive Daily)

ツイッターもやっています!

フォローはお気軽に!@taguchiまでどうぞ!

SPONSORED LINK

  1. No comments yet.

  1. No trackbacks yet.